2018年05月01日
「民法(相続法)の改正法案で「配偶者居住権」という権利を創設か? ゴールデン・ウイークが始まりました。気候も良く楽しいスケジュールを沢山お持ちのことと思います。 リフレッシュの良い機会になりますように・・・。 相続税制は、ここ数年、改正が頻繁に行われてきました。 例えば、平成27年1月1日より基礎控除額が減額され、平成30年度の改正では小規模宅地の特例のうち、いわゆる「家なき子の特例」の要件が厳格化され課税強化となりました。 しかし一方で、相続法そのものは、約40年間大きな改正がありませんでした。...
2018年04月01日
長く働いて、遅く年金を受け取る時代はすぐそこまで? 美しい桜が満開!! お花見はされましたでしょうか? あっという間の美しさを楽しみたいものです。 高齢化社会を見据え、政府は今から20年以上前の平成8年7月に最初の高齢社会対策大綱を策定しています。 それ以降、経済社会情勢等の変化に応じた数回の見直しを経て、平成30年2月16日に、新たな高齢社会対策大綱を閣議決定しました。 大綱では、「人生100年時代」を見据え、働く意欲があるうちは働ける環境づくりについて言及しているようです。...
2018年03月01日
平成30年度税制改正の柱の一つ公的年金等控除から基礎控除へ 早くも3月!本格的な春が待ち遠しい季節になりました。 お変わりございませんか。 2017年12月14日に平成30年度税制改正大綱が発表され、2018年2月28日に「平成30年度(当初)予算97兆7,128億円」が衆議院本会議で自民・公明両党の賛成多数で可決し、参議院へ送られました。 内容を見ると、従業員の賃金を一定以上増加させた企業は法人税が軽減されるなど、法人に対しては課税の緩和が見られる一方で、個人、特に高所得者や資産家に対しては、課税強化となる改正が目立ちます。...
2018年02月01日
家なき子特例で小規模宅地の特例に制限を設ける案! あっという間に2月になりました。 昔から2月は逃げるといってすぐ去っていく月と云われています。 雪が降りお寒い時期でもございますが効率よく過ごしたいですね。 平成27年1月1日に相続税の改正が行われ、基礎控除額が減額されて課税対象者が倍増したと言われていますが、一方で、遺族が生活に困らないように、小規模宅地の特例など相続税の軽減措置も充実してきています。 ところが、この軽減措置が本来の主旨から外れた目的で利用されているのではないかと会計検査院が調査し、報告したそうです。...