いかがお過ごしでいらっしやいましょうか?
いつも事務所ニュースをお読み頂きありがとうございます。
あっという間に、今年も早7月になりました。
地球温暖化の影響か、近年、爆弾低気圧や大型台風による災害が増えているようです。
記録的な豪雨に見舞われると、みなさん河川の氾濫やがけ崩れなどを心配し、警戒します。
この季節は災害には最大の注意をしてください。
今月号は、国税庁の最新情報につきましてお知らせをいたします。
また、コーヒブレイクでは大活躍の大谷翔平選手特集としました。
知って得しま専科! 国税庁の最新情報
★国税庁 新型コロナFAQ更新でワクチンの職域接種の課税関係を明確化
新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向け,職場や大学単位で行うワクチン接種が6月21日から本格的に始まった。
職域接種に当たっては、企業等が接種会場の準備費用を負担することから、関連会社や取引先の従業員を対象とした場合の法人税の取扱いや、自社の従業員等に対する給与課税の対象となるのかどうかを疑問視する声が上がっていた。
国税庁は6月21日から新型コロナウイルス感染症に係るワクチンの職域接種がスタートしたことを受けて、企業が負担した接種会場の準備費用に関する法人税と所得税の取扱い等を示した。
・職域接種では委託料収入を上回る費用負担が生じることが一般的 ➡ 業務遂行に必要な費用として交際費等や寄附金ではなく全額損金算入OK
・被接種者の費用負担はないため所得税の課税対象外
★国税庁 令和3年分路線価等を公表 コロナ禍による影響で22都市の最高路線価が下落
国税庁は7月1日、令和3年分の路線価等を公表した。
都道府県庁所在都市の最高路線価の対前年変動率は、8都市(前年38都市)で上昇、17都市(同8)で横ばい、22都市(同1)で下落した。
コロナ禍による国内外からの観光客の減少により飲食店等の収益性が減少した地域の下落が目立った。
★国税当局側もリモート環境整備を検討 実地調査の2割超で臨場型のリモート調査を実施へ
調査課所管法人の実地調査では、国税局の調査官が調査対象の法人に臨場し法人のインターネット回線を利用して、WEB会議システムを使った“臨場型”のリモート調査が行われることがある。
令和3事務年度(令和3年7月~令和4年6月)も引き続き臨場型のリモート調査を活用していき、さらに、国税当局でもリモート調査を実施するために必要な機器や環境の整備を検討していく方針にあるようだ。
★大法人調査,国税庁 2年度の査察の概要を公表 国際事案の告発件数が過去5年で最多
国税庁は6月17日、令和2年度の査察の概要を公表した。
2年度では、感染症対策のための出勤抑制等で調査上の制約があったことから、着手件数は111件(前年度150件)と減少したが、限られた人員の中で効果的かつ効率的な調査を実施し、国際事案の告発件数が27件(同25件)と過去5年で最多となった。
★最近の脱税ニュース
・全国初の暗号資産事案に有罪判決
2年度中に一審判決が言い渡された87件(前年度124件)のうち、86件に有罪判決が下され、6人に実刑判決が出された。
令和2年3月に全国初の告発となった暗号資産事案に下された判決は、個人がビットコイン等の取引で得た多額の利益を申告から除外し所得税約7,700万円を免れたとして、所得税法違反の罪で懲役1年(執行猶予3年)及び罰金1,800万円だった。
・新薬開発 治験斡旋会社が約2億7000万円隠し脱税 社長ら2人告発
新薬開発に関わる臨床試験の被験者を製薬会社などに斡旋していた会社と、その社長ら2人が、およそ2億7000万円を隠し、脱税したとして刑事告発されました。
法人税法違反などの疑いで東京国税局査察部に刑事告発されたのは、新薬開発に関わる臨床試験のための被験者を製薬会社などに斡旋していた「パシフィックグローブ」と難波龍三社長(56)ら2人です。
パシフィックグローブは年間4億円弱の売り上げがありましたが、難波社長らは架空の広告宣伝費を計上するなどの手口で、2018年におよそ2億7500万円の所得を隠し、法人税と消費税、あわせて8900万円あまりを脱税した疑いが持たれています。
・トランプ氏一族企業無罪主張=脱税など15の罪で起訴—NY
トランプ前米大統領一族が運営する企業「トランプ・オーガニゼーション」をめぐる税務疑惑で、ニューヨークの大陪審に起訴された法人としての同社とワイセルバーグ最高財務責任者(CFO)は1日、ニューヨークの裁判所に出廷し、無罪を主張したと米メディアが報じた。
1日公表された起訴状によると、両者は2005年以降、「帳簿外」で同社幹部に報酬を払いながら、納税額を少なくするため、税務当局に適切に申告しなかったとして、税務詐欺など15の罪に問われている。
・震災復興脱税、在宅起訴へ 鹿島元部長、受注の謝礼金
東日本大震災の復興事業に絡み、下請け業者からの受注の謝礼金など億単位の個人所得を税務申告しなかったとして、仙台地検は28日、所得税法違反罪で大手ゼネコン鹿島東北支店(仙台市)の宮本卓郎元営業部長(54)を近く在宅起訴する方針を固めた。
捜査関係者への取材で分かった。
関係者によると、元部長は受領を認めている。
仙台国税局は25日、元部長を仙台地検に告発。
告発容疑は、福島県富岡町の建物解体を請け負う共同企業体(JV)所長もしていた2017~18年、下請けから受け取るなどした個人所得約2億2千万円を申告せず、所得税約8300万円を免れた疑い。
コーヒブレイク・・・大活躍 大谷翔平選手のショータイム!!
大谷翔平選手は、岩手県水沢市(現在の奥州市)出身で右投左打。社会人野球の選手だった父とバドミントン選手の母を持つ、スポーツマンの両親の家に、三人兄弟の末っ子として生まれる。
現在、MLBのロサンゼルス・エンゼルス所属。愛称はショータイム。
高校3年時に当時としては高校生最速となる160km/hを計測。
2012年のNPBドラフ1位で北海道日本ハムファイターズから指名され、2013年の入団以降、投手と打者を両立する「二刀流」の選手として試合に出場した。
2014年には11勝、10本塁打でNPB史上初となる「2桁勝利・2桁本塁打」を達成。
2016年には、NPB史上初となる投手と指名打者の両部門でベストナインのダブル受賞に加え、リーグMVPに選出された。
投手としての球速165km/hは日本人最速記録とNPB最速記録である。
2017年オフにポスティングシステムでMLBのロサンゼルス・エンゼルスに移籍。
2018年から投打にわたって活動し、同年はアジア人史上4人目(日本人史上4人目)の新人王を受賞した。
2021年6月には、25試合に出場し、打率.309、13本塁打、出塁率.423、長打率.889、OPS1.312を記録し、ア・リーグ野手部門で初の月間MVPに選出された。
同2日のオリオールズ戦で日米通じて自身初となる30本塁打に両リーグ最速で到達。日本人選手としては2004年の松井秀喜が31本塁打を記録して以来、17年ぶりの快挙となった。
また、オールスター前の本塁打数として2019年にマイク・トラウトが記録した28本を抜き、エンゼルスの球団新記録となった。
7月4日、ニューヨーク・ポスト紙は、アメリカン・リーグの前半戦MVPに大谷を選出した。
同4日本拠地で行なわれたボルティモア・オリオールズ戦に「2番・DH」で先発出場。
第2打席で2004年の松井秀喜(ヤンキース)に並ぶ日本人シーズン最多の31号を放った。
同4日MLBがオールスター戦に選手間投票などで選ばれた投手と控え野手を発表し、ファン投票選出のア・リーグDH部門に続き、同先発投手部門でも選出され史上初めて投打二刀流で選出された。
事務所からのお知らせ
★模擬税務調査
最近は、当事務所に「模擬税務調査」の依頼が多くなっています。
予想される税務調査の本番前に国税当局出身の税理士が模擬調査を実施することで税務リスクを最小限にすることができます。
ご希望の企業はご連絡ねがいます。
★自社の株式評価
中小企業である自社の株価を算定してほしいとの要望が多くなっています。
当社では一般の評価会社より早く、お安く株価算定を行っています。
★補助金申請
補助金の申請につきましては、引き続き皆様を支援いたします。
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