この1年は、新型コロナウイルスの影響で世界中が大きく動かされた一年でした。
この感染症は、瞬く間に世界中に広がり、未だに、多くの国、多くの地域で猛威を振るっています。
移動や経済活動の制限など、世界中で多くの人々がその影響を受けています。
皆さんのご家庭や職場においても同様でしょう。
ワクチンの接種がスタートし、集団免疫効果が出てくるのはまだ先になると思われます。
それまでは今の状況は続くと覚悟を決めて、感染防止対策、自衛他衛の実践を継続してまいりましょう。
換言すれば、時と共に必ず状況は良くなる、ということです。
その時まで、私たち自身が何をすべきかを確認し、私たち自身の手で実践してまいりましょう。
また、このような厳しい状況においても、事業の現場で奮闘している多くの人がいることを忘れてはなりません。
皆さんと共にそういった方々に思いを巡らせ心から敬意を表すると共に、我々一人ひとりが、自らの業務を通じて支えあうことを、改めて、相互に決意したいと思います。
最近の税務情報 知って得しま専科!
★路線価・・・初めての減額補正・大阪市の一部での減額
テレビ、新聞での報道でもあったとおり、国税庁は1月26日、路線価を減額補正した。
相続税等の申告において、土地等の時価を把握することは困難であることから、毎年、全国の民有地について、土地等の評価額の基準となる路線価を公開している。
今回の減額補正は、令和2年7月から9月分の相続等に係るもので、対象は大阪市の一部地域。
路線価を地価の下落により減額補正するのは、昭和30年(1955年)の導入後初めてのことであるという。
併せて令和2年7月豪雨に係る路線価の調整率も公表されました。
★確定申告期限の取扱いを麻生財務大臣が国会答弁・・・緊急事態宣言の状況が不明な現段階では従来通り
令和2年分の所得税等の確定申告期が近づいてきた。
11都府県に発令されている緊急事態宣言(2月7日まで)について、現時点では、延長の有無が明らかにされていないが、注目される申告期限の延長について、麻生太郎財務大臣が国会で、現在発令中の緊急事態宣言(2月7日まで)が今後どうなるかが不明であるとし、申告期限の取扱いについては「今の段階では従来通り」などと述べている。
―令和2年分も「やむを得ない理由」があれば個別延長可―
現状、令和2年分の申告について、令和元年分のような期限延長が認められるかどうかは「検討中」ということになりますが、「やむを得ない理由」があれば、個別の申請による期限延長(個別延長)は可能です。(通則法⑪、 通則令3 ③④)。
★助成金等の収益計上時期を国税庁に確認・・・一定の場合は経費支出の発生時に収益計上
新型コロナウイルス感染症拡大の影響等により、国や地方公共団体から様々な種類の助成金・給付金・補助金(以下,助成金等)が支給されています。
法人が支給を受けた助成金等について、その助成金等の性質に応じた収益計上時期の考え方を整理しました。
―収入すべき権利が確定した事業年度に収益計上―
法人が、国や地方公共団体から支給を受けた助成金等の収益計上時期は、「その収入すべき権利が確定した事業年度」となる( 法法22 ②④,最高裁平成5年11月25日)。
具体的には、収入すべき権利が確定する「支給決定時の属する事業年度」の益金に算入することが原則です( 法基通2-1-42 (注))。
ただし、助成金等の中には、“支給決定時”より 前 に収益に計上すべき助成金等もあります。
例えば,あらかじめ助成金等による経費補填を前提に、所定の手続を経て経費支出が発生する場合には、“支給決定時”より 前 の“経費支出の発生時”に実質的に収入を得ることが確定しているといえます。
こうした助成金等については、「経費支出の発生時の属する事業年度」に収益計上することができます( 法基通2-1-42 )。
また、将来発生する経費支出の補填のために“一括”で支給される助成金等も、「支給決定時の属する事業年度」に“一括”で収益計上することになります( 法基通2-1-40 )。
【コーヒーブレイク】 …長嶋一茂、契約金は8000万円も「税金払うことを知らなかった」
長嶋一茂氏が、1月29日放送の『ザワつく!金曜日』(テレビ朝日系)で学生時代の小遣い事情を語った。
立教高、立教大で寮生活をしていた一茂氏は、「通帳には常に100万円あった。100万から減ったら、おふくろがまた補充して100万にしてくれてた」と回想。
大金の使い道の一つが、チームメートへの大盤振る舞いで、練習試合後に「『みんなで焼肉、食いてえなぁ』ってときに焼き肉屋に入ったら、全部俺がおごるわけ」とぶっちゃけた。
さらに、一茂氏がよく通っていた飲食店には、母が飲食費を前払いしていた。
「小遣いとは別に、デポジットとしてお金を入れていた。『食べに来たときはここからお金を取ってください』と。おふくろがそういうふうにしていた」と振り返った。
その話に高嶋ちさ子は「普通そういうことしていたら、ろくでもない子に育ちますけど、それにしてはまとも」と苦笑していた。
プロ入りして契約金は8000万円だったが、「税金を払うことを知らなかった。税金を払うのが大変だった」と告白。
高嶋から「やっぱりバカだ」とツッコまれていた。
一茂の秘話にSNSではさまざまな意見が寄せられた。
《一茂が一般人とは違う感覚なのはわかる。》
《一茂のオカン、息子の利用する飲食店にチャージしとくってすごいな、口座は常に100万にしとくとか、金持ちの世界はやっぱり庶民には理解できないなー。 あ、逆もそうかw》
「一茂さんは2018年4月25日放送の『梅沢富美男のズバッと聞きます!』(フジテレビ系)で、母から大金をもらっていたことに『俺は一度もそんなこと要望したことない。
それは、おふくろの愛情の一部』と主張。さらに『おふくろが俺に投資していたと思ったので、大学卒業してプロ野球に入るとき、契約金が8000万円あったので、8000万全部おふくろに返しましたよ』と恩返ししたことを明かしていました」(芸能ライター)
一茂氏ならではの、浮世離れした豪快すぎるエピソードだ。
本年は、タックス・グループとしてグループ各社が自ら変革にチャレンジし、大胆な施策をスタートさせていきます。
コロナ影響が続く中でも、タックス・グループをより強く、そしてより良い会社にしたいと考えています。
私たちはこれからも税務コンサルティングの課題解決に向けて取り組んでまいりますので、事業活動にご理解、ご期待いただきますようお願い申し上げます。
信頼と安心。質の高いサービスを合言葉に、今後とも皆様のお役に立てるよう努めてまいります。
2月 梅の花
【ホームページ情報】【コロナ対策情報配信サイト】
金森勝税理士事務所
https://kanamorizeirishijimusyo-partners.com/
株式会社タックスコンサルティング
https://e-tax-group.com/tax-consulting/
【youtube動画】30秒の短い動画です。
11月の動画配信
https://www.youtube.com/watch?v=ZJB7TwMhtfE&feature=youtu.be
9月の動画配信
https://www.youtube.com/watch?v=6JayT88gbU4
7月の動画配信
https://www.youtube.com/watch?v=tDS-craC8_o
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